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みくさんぽ。

False Island(通称:偽島)の更新記録とかを書いていく日記。気が向けば普通に日記書いてるかも。
2017
12,17

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2010
03,11

と、おもったら本気続かなかったみたい。
くわしくは、ルフィナPLの日記みればわかるかも!!

他力本願lllorzlll
 



分からない分からない。
俺にはさっぱりわかんねぇ。
なんで、シスターの奴が怒っているのかがさっぱり理解できない。
ただ、夜道を歩く。あいつらの近くに入ると気が散ってまともに考えることも出きない。
暫く行くと腰を掛けるのに丁度良い高さの岩が合った。俺は、岩に腰掛け軽く溜息をつく。
全く柄にもない。思わず自分のため息に苦笑してしまう。
俺は何か間違ったことを言ったのか?なんであいつは怒るんだ?
人々は貴族に使える事が最大の幸福だと爺様が俺に言っていた。
素直に使えるなら俺は最大限の慈しみを持って使ってやる。
でも、あいつは違う。
あいつはいっつも下僕と言うと怒る。いや、たしかに下僕は言い過ぎたのかもしれない。
だが、家来。俺の下で働けるなんて幸福な事だろ?なぁ、そう思うだろ?
全く持って、理解できない。思わずもう一度ため息。
「はぁ・・・さっぱりわかんねぇ」
独り言をつぶやいてしまう。我ながら相当動揺してるんだなと感じずに入られない。
「・・・何がわかんないの?」
声がした。声の方を向くと雑種がいた。恐らく、居なくなった俺を探しに気たのだろう。
わざわざテントに書き置き書いといてやったのに無視しやがって。
「・・・私あの言葉わかんない」
なんてこった。こいつまでまさかバカだったとは。
「失礼だねぇ。私の知ってる言葉じゃなかったんだからしょうがないじゃない」
たしかに、今俺が使ってる言葉は世界の多くて使われてる言葉だから通じる。
が、どうやら急いで書いたもんだから、つい自国の言葉で書いてしまっていたのか。
「あなたって、どこの国の人なの?」
雑種は俺に問う。
さっき何がわかんないの?とか、聞いてた癖にお題が急に変わってるぞ。
「・・・クールラント公国だよ」
呆れながらも一応問われたのに答えてやる。
雑種は、んー・・・と、唸っている。ひょっとして・・・
「お、お前まさか知らないのか・・・?」
びくっと肩が震えた。・・・図星か。
「おいおい、ブリタニア帝国との戦いで数少ない撃退した国の一つを知らないとはお前無知だな」
雑種は何時ものように困ったように笑っている。
どっかの暴力シスターとは違いムキに反論してこないだけマシだな。
「あと、えっと・・・シュバルツってどういう意味?」
また、質問。
ひょっとしてこいつは人の事を知るのが好きなのか?
「シュバルツってのは、うちの国の言葉で黒。って意味。ちなみに、姓だが姓と言うより称号に近いな」
雑種は首を傾げどういう事?と、尋ねてくる。
「・・・国の功労者に王から送られる称号だよ」
国で活躍した者たちには色の姓を与えられている。
シュバルツ(黒)の他にもヴァイス(白)ブラウ(青)ゲルプ(黄)リラ(紫)グリューン(緑)ローザ(桃)グラオ(灰)なんてものがある。
この7つの家がうちの国の大きな力を持ち元老会もこの7つの家を中心になり構成されている。
雑種は自分のキャパシティが限界を超えたのか半分以上は理解出来ていない気がする。
ていうか
「なんで、お前はそんなに質問ばっかしてくるんだよ。別にこんな情報どうでもいいだろ?」
思わず質問してしまう。
どうして、他人にそこまで興味を持てるのか信じれない。所詮血の繋がりも何も無いんだからどうでもいいだろ。
「んー・・・だって、人が好きだから。もっと知りたい。この人はどんな人なんだろ?って、興味出るじゃない」
他人に興味が出る。俺には全く理解できないな。
「だってさ、出会えたんだから仲良くなりたいじゃない」
そういい、満面の笑みを浮かべた。
どうすれば、こいつみたいな考えを持てるのか全く訳が分からない。
余計頭の中がこんがらがりため息を付いてしまう。
「んー・・・チェスはさ。まず、人を名前で呼ぶことから始めてみたら? ていうか、またまた質問なんだけど、私は別にいいんだけどどうして名前で呼ばないの?」
そんなもん答えは簡単だ。
「俺からすれば、名前なんてどうでも良い。お前はチェスをする時駒の名前や使い道を分からず使うか? 使わないだろ?
俺にとって人ってのは駒だ。その駒の役割を果たすために記号として特徴で呼んでる。それだけ」
雑種は悲しそうな表情をする。
「・・・それってさ、なんか寂しくない?」
寂しい? どこが寂しいんだ? 俺には寂しいと感じる方が不思議だぞ。
「だって、それだと・・・世界に人間は一人しか居ないみたいじゃない」
世界に一人しか居ない。か。
なかなか、良い例えだな。
「チェスはさ、間違ってるよ」
彼女の真っ直ぐな眼が俺を写している。
分からない。
本当に分からない。
なんだよ、なんなんだよ本当に・・・
「だって、何か間違ったことを言ったのか?なんであいつは怒ってるんだ? 人々は貴族に使える事が最大の幸福だと爺様が俺に言っていたぞ」
間髪入れず雑種は言った。
「それは、私には分からないよ。でも、チェスはきっと自分が正しい。そう思ってたけど、気に病んでるんでしょ?」
ああ、そうだよ。
俺はそう信じてる。
でも、それで人が傷ついたり怒ったりしてるだから、俺は訳がわからないんだよ。
「分からないんなら、自分の意見だけを通すんじゃなくね。相手のことも分かろうとしないと」
相手のことを分かろうとする。ねぇ。分からないから俺はこうやって考えてるんだろ?
「ハハ、たしかに」
笑ってんじゃねえよ・・・。
本当は自分でなぜこうなってるかの原因位分かってる。が、それが分かったところでどう仕様も無い。
「それは?」
そう、それは
「・・・単純に俺は他人と接したことないから接し方が分からないんだよ」
「・・・プッ」
笑いやがった。
雑種のポニーテールを掴み後ろへと引く。
「い、痛い痛いっ! プ、クク」
まだ、笑ってやがる。
む、ムカつく!!
「うるせー! 悪いかよ! 俺はずっと屋敷から出たことがない! 俺がしってる世界ってのは、自分の部屋と書物庫と書物で読む世界だけなんだよ!!」
それを聞いてなお笑ってる。もう爆笑だ。
「じゃ、じゃあさ。今から外の世界を知って行けば良いじゃない。他人を分かろうとしていけば良いじゃない。だって、世界はこんなにも広いんだから!」
俺はポニーテールを手放した。
く、臭い台詞いいやがった。
「く、くせぇ。ハハハハハハハハッ!」
我慢出きず言ってしまった。
世界と他人を知るか。
たしかに、俺の目標である国を作るって事に他人。即ち民は必要だ。
他人を知り世界の見聞を広げるというのも悪くない。
「んじゃ。とりあえず、名前で呼んでみよう!」
はァ!?
「ほら、キキって呼んでキキって!」
「キ・・・キキ・・・?」
「もっと強く!心を込めて!」
「・・・キキ」
「全然だめ! そんなんじゃ伝わらないよ!」
「キキ」
「だめ!まだまだ!ほらほら!」
「キキッ!」
「伝わった!今チェスの気持ち伝わった!」

・・・な、なんだこのノリ。
「言っとくが、これからずっと名前でなんて呼ばないからな。気が向いたら呼んでやるよ」
キキは苦笑する。
「ま、それでもいいよ。いつか、普通に呼んでくれる日を待ってるよ」
めんどくさ・・・。
思わず呟く。
「じゃ。ルフィナに謝ってみよっか」
絶対嫌だ。
「うわ、即答」
そりゃそうだ、これから他人を分かろうとはするとする。
「ちょっとは折れるってこともしてみようよ」
困ったか押して頬に手を当ててる。
ハァ・・・仕方ない。
「おい、なんか紙あるか?」
持ってるポーチからメモと万年筆を俺に手渡した。
俺はスラスラと書いていく。
えーっと・・・
『俺も悪かった。でも、お前も悪いからな。
とりあえず、これからお前の事は下僕とは言わないでやる。
俺さまに感謝しろよ。』
ま、こんなもんだろ。
俺は書き終わり筆を雑種に返した。
「なんて書いたの? 見せてみせて!」
ほら
「おお、素直に渡した。えっと・・・・・・って、なんて書いてるか分かんないよ!」
そりゃそうだ。
お前やルフィナに分からない言葉で書いたもん。
「せ、性格悪い・・・」
フフ、なんとでも言え。
「・・・それじゃ、謝罪はしないの?」
絶対しない。
しないけど。
「明日の戦闘は、本気で戦ってやる。だから、それがせめてもの謝罪だ」
「期待期待!」
そういい雑種は嬉しそうにキャンプ地に戻っていく。
俺も、今日の儀式がしてないのを思い出しいつもの短剣を取りに行くとするか、紙は・・・そうだな、あいつどうせまた酒飲むだろうし、酒のそこにでも貼りつけといてやろう。
ポケットに紙を入れたときに気づいた。
服の裾が斬れてる。
・・・あいつが鳩から助けてくれた時に斬ったのか。
一瞬ムカっとしたが、ここは抑えよう。助けてくれたのは確かだし、まぁ許してやるとしよう。
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プロフィール
HN:
みく(ノイズ)
年齢:
28
性別:
男性
誕生日:
1988/12/28
職業:
大学生という名の自宅警備員
趣味:
読書 音楽鑑賞(メタル・クラシック・洋楽パンクロック)
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