2010 |
01,04 |
«探索三日目»
「クソッ、やっぱ一人だとさびs・・・基、色々めんどくさい!」
「いや、弱気になるなよ俺。きっと大丈夫。だって、俺は天才だからなッ!」
フフ・・・
「アーッハッハッハッ!」
アレ・・・なんで、さっきから俺は一人で話してるんだ・・・?
クソッ、こんな事ならはじめの町でパーティーに入るべきだったか?
いや、ありえない。
この俺様が人に使えるなんて想像もしたくないねッ!
フ・・・フフフ・・・
そ、そうさ・・・お、俺は別に人とのコミュニケーションの取り方がわからなくてビビったワケじゃない。
アア・・・そうとも・・・
そもそも、なぜ、俺様の様な高貴な人間が庶民共と共に行動しなくちゃいけないんだ・・・?
そ、そうだよな!
で、でも一人じゃこれから色々大変そうだし、今度見かけた奴に声かk
ガサッ
って、アレ・・・?
今足音したよな・・・?
し、しかたがない、今目の前にいる奴を俺の誉れ高き第一の従者にしてやろう。
別に寂しいだとか、助けがほしいとか思ってるわけじゃないぞ?
フフ・・・この俺様に声を掛けられるなんて、幸運な奴だ・・・。
ふ、フハハハハ・・・
よし・・・落ち着け、落ち着け俺。
・・・よし、声かけんぞ?
・・・べ、別にビビってるワケじゃないからな?
「フ、フハハハ! ・・・お、おい、お前! 喜べ! お前を俺様の記念すべき一番目の従者にしてやろう!」
・・・・・
・・・
・
歩行雑草「・・・?」
「・・・。」
ドンッ!
「クソッッ! イラついて木殴っちまったッッ!」
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プロフィール
HN:
みく(ノイズ)
年齢:
35
性別:
男性
誕生日:
1988/12/28
職業:
大学生という名の自宅警備員
趣味:
読書 音楽鑑賞(メタル・クラシック・洋楽パンクロック)
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